ヘアドネーションという私の夢を叶えてくれた美容師さんなんですが、

彼女自信も、高校生の頃からの夢を、見事に叶えていました。
「美容師になって、旦那さんと一緒に建てた自宅兼自分のお店を持つ」
当時から、
彼女はずっとそう言っていました。
そして今、
その夢のど真ん中を、笑顔で生きています。
どうやって
その夢を叶えることができたのか、
その理由を尋ねると、
「運が良かっただけだよ」
とのこと。
・勤めた美容院が、独立に協力的だった。
・自分のお客さんが通える範囲に、土地が見つかった。
・旦那さんが協力的だった。
これを聞いて確信しました。
もちろん、
本人がものすごく努力したことは間違いありません。
それを「運」と言っちゃう
人柄も素晴らしいです。
あとはシンプルに運だけど運じゃない部分もあって、
これって誰にでもできることだな、と。
自分の世界を決める「サカナの法則(仮)」
ここで、一つ例え話です。
今、サカナの法則(仮)と名付けました。
「今日は、絶対にお魚が食べたい」
と思ったとします。
その意識で街を歩くと、
不思議なくらい、
サカナの看板が目に飛び込んでくるようになります。
やれ海鮮居酒屋だ、
回転寿司チェーンだ、
なんか高そうな鮨とか。
なんなら本屋に寄って、
寿司ガイドまで探そうと思うかもしれない。
逆に、お洒落なカフェなんて、
ほとんど意識に残らないはずです。
これって、別に街に急にお魚取り扱い店が増えたわけではありません。
街の景色は、昨日と何も変わっていない。
変わったのは、自分の「意識」です。
脳は非常に効率的にできていて、
自分にとって「重要だ」と認識した情報だけを、
積極的に集めます。
それ以外の情報は、
ノイズとして無意識のうちにシャットアウトしてしまうんです。
つまり、私たちはみんな、
同じ世界を見ているのに、自分の「意識」というフィルターを通して、全く違う世界を生きている、
ということなんです。
彼女の「運」を、もう一度見つめ直してみる
この「サカナの法則(仮)」を、
先ほどの同級生の話に当てはめてみます。
彼女の脳内には、高校生の頃からずっと、
「自分の美容院を持つ」
という、強烈な“サカナ”があったわけです。
だから、彼女は無意識のうちに、
人生のあらゆる場面で「自分の店を持つ」というフィルターを通して、物事を判断し、情報を集めていたに違いありません。
「運良く協力的な職場だった」のではなく、
面接のときや、日々の仕事の中で、
「このお店は、将来の独立を応援してくれるだろうか?」
という基準で、無意識に職場をジャッジしていたはずです。
というのも、最後に勤めたお店の前にも
何店舗か退職してるので。
「運良く良い土地が見つかった」のではなく、
家を建てようか、という話が出たときから、
「自分のお客さんが通える商圏はどこか?」という視点で、
常に土地の情報を収集していたはずです。
「旦那さんの理解がある」のではなく、
理解がある人を選んだはずです。
この日々の無意識レベルでの情報収集と、小さな選択の積み重ねが、
「勤め先(というサカナ)」
「土地(というサカナ)」
「旦那さんの理解(というサカナ)」、
これらの最高のサカナを引き寄せたんです。
もはや、
泥水すすることが目的になってしまうという無駄な努力ではなく、
なんなら気づいたら夢が叶ってた状態
です。
本人はそれを「運(というサカナ)」という一言で片付けていましたが、
この話を彼女に伝えると、
「…たしかに、そうかも」と、
納得していました。
これって、
私自身の経験とも、全く同じなんです。
私は仕事がストレスでしんどくなると、
「場所や時間に縛られない、自由な生き方がしたい」
「妻をはじめ、家族や周りの人を大切にしたい」
「自分と同じように、メンタルで苦しむ人が立ち上がれるような手助けがしたい」
と、思うようになってきました。
その強い「意志(というサカナ)」があったからこそ、
世の中に無数にある情報の中から、
「情報発信」や「コンテンツビジネス」という手段を、
脳がキャッチしてくれたんです。
そして、
その道筋を信じて行動し続けたから、
フリーランスとして独立して東京へ移住するという、今の生き方を手に入れることができました。
もし私の意識が「安定した会社員でいること」に向いていたら、きっと、コンテンツビジネスという情報は、寿司屋の隣のカフェくらい、目に入らずに通り過ぎていたはずです。
P.S.
サカナの法則は
サルゴリラというサカナから着想を得ています。
そうだと思っていました、という方はDMください。
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