とある方の懇親会があったので、
東京行きが決定。
ついでにちょっと長めに期間をとって
横浜ー東京を観光してきました。
で、初日は横浜中華街へ行ってきました。
有名観光地って
勝手に人が集まる=自動で集客できる、ということではあるものの、
「自分の店を選んでもらう」
という点には力を入れないと買ってもらえないですよね。
ということで、各店あの手この手で売ってました。
こういうのを見る時も
ビジネスの原理原則、本質=抽象概念を理解していれば、情報発信でも生かせる手法は学べます。
横浜中華街のビジネスは、X(Twitter)でも通用することだらけ。
みんな、目の前に流れてくる情報はだいたい同じなのに、
情報の捉え方の違いだけで、成長に天と地の差が生まれます。
例えば、
食べ歩きで人気の商品って、どの店も同じなんですよ。※すぐ食べてしまって写真が少ない…
2色焼き小籠包
一口サイズの北京ダック
「炸鶏排(ザージーパイ)」という特大の唐揚げ
パンダまん
などなど。
下手にイチから完全オリジナルの商品を作るよりも、売れることが証明されてるし、開発費もそんなにかからない。
結局うまくいってるのパクってるだけなんですよ。
スモールビジネスなんてそっちの方が、確実に実績出せるし、安定感もある。
ビジネス系発信者も同じです。
今までに無い商品、他にない商品を作ろうとするから
「完成まで時間がかかる」→「集中力が切れて完成前に挫折した」
「苦労して作った」→「需要がなくて売れない…」
とか起こるんです。
ビジネスの原理原則は100年以上変わっていません。
結局、
人間心理、「人が思わず行動してしまうこと」を根底にしてるからです。生物の進化は何万年単位です。人間の脳だけがそんな早く進化するワケありません。だから、本質を理解しておけば一生食いっぱぐれないんです。
なので強いていうと、
売れてない教材をパクっても売れないし、
今売れてても、ビジネスの原理原則(抽象概念)の解説がなく、具体例だけの教材で学んでしまうと、廃れます。
本質を理解していないから、一生仕入れ続けないといけなくなります。
少し口が悪いかもしれませんが、
古くなるような情報を買い続けるから、ノウハウコレクターになってしまうってことですね。
いい商品や良いコンサルは、この「抽象」と「具体」の両方を教えてくれることが大前提です。
他にも
同じ商品でどう売るか?もありますが、これも色々ありましたね。
中華街では、「うちのいちご飴は凍ってないよ」って何度もリピートし続けるお姉さん。
他店のいちご飴は冷凍の可能性がある、美味しくない、
という「仮想敵批判」をうまく利用して売ってました。
実際ググったら、「いちご飴 冷凍じゃない」ってよく検索されてるらしいので、
市場をよく見てるなと。
さらに、
ひたすら何度も言う、っていうある種のしつこさ、泥臭さも大事です。
Xでも「ローンチしました、売れませんでした。」
という人に話しを聞くと、「1回ポストで告知しただけです」みたいな失敗をふつーにしてたります。
その1回だけを見る人も少ないし、仮に見てたとしてもその場で買わない人も多い。
そんな人へ、ベネフィットや恐怖訴求をいろんな角度で届けたり、購入者の声を”何度も”伝えてやっと買ってもらえるなんてことは珍しいことじゃありません。
むしろ、
あなたも1回見ただけで買う経験の方が少ないんじゃないでしょうか。
私も実際に告知しまくって、「今までヨシケンは知らなかったけどたまたまTLに流れてきたから買った」という声もいただいたりしてます。
いちご飴もそういう積み重ねで、そこに行列ができて、この「凍ってないよ」を聞いていない人も、人が多いからうまいんだろって脳死で並んでる人もいます。(バンドワゴン効果)
他にも中華街は、占いもけっこう盛んなんですね。
何件もお店ありました。TVに出たとか、芸能人の誰それを占ったとか。(権威性アピール)
そんな占いもタイムセールやってました。
モールのアパレルショップとかでも良く見ますよね。
限定性で人を動かす、という常套手段。
タイムサービスって言いながら、多分ずっとやってる笑。ここから会話の中で他の占いも一緒に、っていうアップセルを行う感じ。
手相占い一人500円。
これどのお店でもやってるんですが、一軒目で「タイムセール」を見た妻は、今しかないと、まんまと手相占いに吸い込まれていきました。
ここで出会った80歳の占い師女性が元気過ぎて面白かったんですが、次の記事で書きます。
とにかく、
情報商材って、けっこう怪しいとか言われてたりしますが、
本物の発信者から学べば、あらゆるビジネスで使える最強の知識が手に入るってことの一例として、横浜中華街で書いてみました。
P.S.
ビジネスとか関係なく、
中華街で一番良かったのが「東北人家」というお店。
お客さんも8割中国人。
日本人向けじゃない、中国行ったときに食べた、本場のあの味がして最高でした。
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